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ウィナーズ法についてシミュレーションをもとに徹底解説

ウィナーズ法のキーワードは、「連敗・連勝」!不的中でたまったエネルギーが連続的中で一気にプラス転換するチャンスあり!まろやかなマーチンゲールとも言え、リスクを押さえながら爆発的に残高を伸ばせるチャンスが秘められたベッティングストラテジーを徹底解説!シミュレーションが見たい!というプレイヤーの声に応え、豊富なグラフと図説で解説!

ウィナーズ法の概要

ウィナーズ法は、マーチンゲール法のリスクを押さえつつ、ココモ法のような「連敗」をエネルギーとして爆発的な収益を狙うベッティングストラテジーとして知られています。

ウィナーズ法の特徴は、

  • 連勝している場合、残高は微増していくのみ
  • 的中と不的中が交互に繰り返す場合、残高にはほとんど変化がない
  • 連敗が続くとエネルギーが貯まっていく。
  • 貯まったエネルギーがプラス残高に変わるには、連勝が必要。
  • 連敗が連勝に切り替わらないと、マーチンゲール法ほどの変動の速さではないものの、大きく残高が減る可能性がある

点が挙げられます。


ウィナーズ法が使えるゲーム

ウィナーズ法は、賞金の期待値が2に近いゲーム、すなわち的中するとベットが2倍になって払い出されるゲームで使います。

具体的には、ルーレットのレッド・ブラック、偶数・奇数、ハイナンバー・ローナンバー、ブラックジャックやハイロー、シックボーなどが適しています。


ウィナーズ法のメリット・デメリット

ここで紹介した特徴がそのままメリット・デメリットになります。

キーワードは、「連敗後の連勝」。この状況が発生するまでは、残高はほとんど変化しないか、若干の微動となります。

一度連勝が始まってしまえば、膨大なマイナスも一挙にプラス転換する可能性があるものの、大きくプラスになっていても、連敗が続けば一挙にマイナス転換してしまう可能性もあるので損切と流れの見極めが重要になります。

ウィナーズ法の実践

ウィナーズ法をベッティングでどのように行っていくか、手順を追って説明します。独自のルールがある手法なので、しっかりと押さえておきましょう。


ウィナーズ法の原則ルール

ウィナーズ法でまず押さえておくべきは、戦略を使い始めるタイミングです。いきなり1ラウンド目から発動する戦略ではなく、以下の条件が整った場合に発動します。

  • 1単位100円、1単位200円など、ベットする単位(ユニット)を決めておく。
  • 1ラウンド目は1ベットユニットで始める
  • 1ラウンド目で的中して賞金が入った場合、次ラウンドは同じく1ベットユニットでベットする。
  • 1ラウンド目で不的中となり損失が出た場合、2ラウンド目は同じく1ベットユニットでゲームを進める
  • 2連敗した時点でウィナーズ法発動

つまり、2連敗するまでは1ベット単位で的中、不的中を繰り返していきます。的中→的中→不的中→的中などと続く場合、残高は微増していきます。的中と不的中が交互に繰り返す場合、残高は変化しません。

ウィナーズ法はこの条件に則って戦略を進めていきます。もう一つ、ウィナーズ法で重要なのが勝敗により次ラウンドのベット額を決めるところになります。

  • 不的中となり損失が出た場合、数列として損失を記入する。
  • 的中となった場合、数列の左端の数字を消す。

ベット額を分かりやすく把握するために、紙と鉛筆を用意しておきましょう。

2連敗した時点でウィナーズ法発動となる旨説明しましたが、2連敗すると、手元に記入した数列は1→1となります。

3ラウンド目では、この数列の左端の数字を見てベット額を決めます。この際、左端の数字を2倍した数字が3ラウンド目のベット額になります。ゲーム開始後の2連敗後の数列は必ず1→1となります。左端の数字を2倍するので、1×2=2、つまり3ラウンド目のベット額は2ベットユニットになります。

3ラウンド目で的中したら、数列の1→1の左端を消すので、数列はのこり1のみとなります。4ラウンド目は残った1に2をかけて2ベットユニットがベット額になります。3ラウンド目で不的中となった場合、数列に損失額を加えるので、1→1→2となります。4ラウンド目は、1→1→2の左端の数字の2倍、すなわち1×2=2がベットユニットになります。3ラウンド目で的中し、4ラウンド目も的中すると、ルールにのっとり数列の左端の数字を消します。ここでは、1が1つ残っているのみなので、この1を消すと数列は完全に消え去ります。この時点で、ウィナーズ法が1セット終了(一巡)したことになり、また最初に戻ります。

乱数を発生させ、ベット額と数列がどのように変化していくかをシミュレーションしたのが次の表になります。

ラウンドラウンド前の数列ラウンドでのアクションベット単位ラウンド後の結果ラウンド後のアクションラウンド後の数列総収支
1-ベット開始11
2-初めに的中した場合、そのままの額でベットを続ける1×不的中時、損失額を記入1
312連敗せず的中した場合、リセット1-1
4-最初に戻ってベット開始1×不的中時、損失額を記入1
51連敗が発生するまでベット単位1でゲームを続ける1×連敗したら、ウィナーズ法発動。損失を記入1-1-1
6①-1左端の数字(①)を2倍してベット。2×不的中なら、損失額を最後尾に追記で記入。1-1-2-3
7①-1-2先頭の数字(①)を2倍してベット。2的中したら、左端の数字(①)を消す。1-2-1
8①-2新たに先頭に来た数字(①)を2倍してベット。2的中の場合、左端の数字を消す。21
9前のラウンドで消した次の数字(②)を2倍してベット。4的中の場合、数字を消す。-5
10-数字が消えたら、リセットして1ベット単位から再スタート。1×不的中時、損失額を記入14
1112連敗が発生するまで同じベット単位でゲームを続ける1×不的中時、損失額を末尾に追記で記入1-13
12①-1連敗したら、ウィナーズ法発動。先頭の数字を2倍してベット。2×不的中時、損失額を末尾に記入。的中するまで、先頭の数字は消さない。1-1-21
13①-1-2左端の数字(①)を2倍してベット。2×不的中時、損失額を末尾に記入。的中するまで、先頭の数字は消さない。1-1-2-2-1
14①-1-2-2左端の数字(①)を2倍してベット。2的中したら、左端の数字(①)を消す。1-2-21
15①-2-2左端の数字(①)を2倍してベット。2的中したら、左端の数字(②)を消す。2-23
16②-2左端の数字(②)を2倍してベット。4×不的中時、損失額を末尾に追記で記入2-2-4-1
17②-2-4左端の数字(②)を2倍してベット。4的中したら、左端の数字(②)を消す。2-41
18②-4左端の数字(②)を2倍してベット。4的中したら、左端の数字(②)を消す。43
19左端の数字(④)を2倍してベット。8×不的中時、損失額を末尾に追記で記入4-8-5
20④-8左端の数字(④)を2倍してベット。8的中したら、左端の数字(④)を消す。8-1

慣れていたとしても、途中でややこしくなって分らなくならないよう、紙と鉛筆を手元に擁してから実践しましょう。

ウィナーズ法シミュレーション

ウィナーズ法のシミュレーションに移ります。どのような場合に効果があり、またどのような場合に無力となるのかを把握できるように説明します。


ウィナーズ法シミュレーション1 残高が微増

1つ目のケースは、残高が微増していくパターンです。

ラウンドベット勝敗数列総収支
11×--1
21×1-2
321-1
4212
51×-1
61×1
721-12
8214
91-5
101×-4
111×13
1221-15
13217
141×-6
151×15
1621-17
172×15
1821-17

添付のように、1~2連続的中、または1~2連続的中、もしくは的中不的中が交互に繰り返すような場合は、残高がほんの少しずつ増加していきます。

グラフにすると次のようになります。

ウィナーズ法シミュレーション1

連敗の後に連勝が繰ると残高が増えるのがウィナーズ法と書きましたが、このケースでは連敗回数が2回と少なく、エネルギーが貯まっていない状態です。


ウィナーズ法シミュレーション2 残高が変化しない

次のラウンドでは、最初に連勝があった(残高が1ずつ微増)後、的中不的中が交互に繰り返すパターンです。

ラウンドベット勝敗数列総収支
11×1-1
21-
31-1
41-2
51-3
61-4
71×13
81-4
91-3
101×14
1111-15
121×14
131×1-13
14215
152×1-13
16215
172×1-13
18115

交互に繰り返すようになってから、残高は元の水準から変化していません。

ウィナーズ法シミュレーション2

ウィナーズ法シミュレーション3 残高が急減する

次のパターンは、残高が急激に減少していくパターンです。

ラウンドベット勝敗数列総収支
11-1
21-2
31-3
41-4
51×13
61-4
71×13
81×1-12
92×1-1-2
1021-22
11224
124×2-4
134×2-4-4-4
1454-4
158×4-4-8-8
168×4-4-8-8-16
1784-8-8-8
188×4-8-8-8-16

この例では、連敗の後に連勝が続かず、またこまめに連敗が繰り返されてしまっています。こうなると、ウィナーズ法では急激に残高が減少していきます。

ウィナーズ法シミュレーション3

マーチンゲール法ほどではないものの、資金が底をつく可能性に気をつけなければいけません。


ウィナーズ法シミュレーション4 残高が急減するその2

乱数を発生させてのシミュレーションで、似たようなケースが見られました。

最初は連敗していますが、この連敗がエネルギーとなってたまり、その後ちょうど連勝できています。

すると、序盤であっという間にプラスに残高が転換しました。

ラウンドベット勝敗数列総収支
11×1-1
21×1-1-2
32×1-1-2-4
42×1-1-2-2-6
52×1-1-2-2-2-8
62×1-1-2-2-2-2-10
721-2-2-2-2-8
822-2-2-2-6
942-2-2-2
1042-22
114×2-2-4-2
1242-42
134×2-4-4-2
1444-42
158×4-4-8-6
1684-82
178×4-8-8-6
188×4-8-8-8-14

しかしその後はもみ合いが続き、連敗したせいでまたもや一気にマイナス領域に突入していきます。

ウィナーズ法シミュレーション4

しかし、ウィナーズ法ではこのマイナス分がプラス転換へのエネルギーとなります。

このまま続け、この直後に4ラウンド連勝が来たとすると、残高は次のように変化します。

ラウンドベット勝敗数列総収支
11×1-1
21×1-1-2
32×1-1-2-4
42×1-1-2-2-6
52×1-1-2-2-2-8
62×1-1-2-2-2-2-10
721-2-2-2-2-8
822-2-2-2-6
942-2-2-2
1042-22
114×2-2-4-2
1242-42
134×2-4-4-2
1444-42
158×4-4-8-6
1684-82
178×4-8-8-6
188×4-8-8-8-14
1988-8-8-6
20168-810
2116826
2216-42
ウィナーズ法シミュレーション4-2

ウィナーズ法の注意点

ウィナーズ法を実践するに当たり、注意しておくべき点をまとめておきます。


残高が急激に減る可能性がある

連敗が続く場合、または1回的中し2~3連敗するなどのパターンが続く場合、残高は急激に減っていきます。マーチンゲール法のように倍々ゲームではないものの、不的中が込むとあっという間に何百ベット単位と言う額が失われていくので、シビアな損切が必要です。リセットされないままラウンド回数が進むほどベット額は大きくなっていき、破産の可能性も加速します。


大きく当てるには連敗後の連勝が必要

連敗後に連勝がないと、ウィナーズ法では大きくは稼げません。無料ゲームなどで実際にシミュレーションを行い、感覚を掴んでから実践してみてください。実際のゲームでは、連勝も連敗も同じくらいの確率で発生します。流れを見て、あまりウィナーズ法にのみこだわる形で深入りしすぎないようにしてください。

ウィナーズ法まとめ

ウィナーズ法は、損失を次の1回で取り戻そうとベットを倍にし続けるマーチンゲールとやっていることはほぼ似ていると言えますが、それを損失が発生した直後の回でやるのではなく、長期的な視点でゆっくり回収していこうというコンセプトとなっています。

ただしそれには連勝が必要です。急激な残高低下を防いでいる一方、勝つための条件はやや厳しくなります。ゲームの流れはプレイヤーが介入してコントロールできないことから、損切と利確は事前にシビアに決めておく必要があるといえるでしょう。

残高に余裕ができた際、スパイス程度のつもりで使うのがよいかもしれません。